DIARY
日々のこと
2018年12月23日
書庫 二
書庫の納品
以前山桜の書庫を製作させていただいたお客様から、蔵書が増えてきたのでと追加のご注文。
前回同様にお客様自身がどの様に本を収納するかを考え、カタチを決めてご相談いただきました。
今回は外側の箱は国産の栗材で製作。吸湿性を少しでも高め蔵書が傷まないようにするために、内の仕切り棚と背面は桐の集成材としました。
栗材は鉋をかけると艶のある表情が出て上品な和の雰囲気となります。
側面は2枚の板を貼り合わせて幅を確保し、上段下段の木目が繋がるように製作。
舞のお稽古や日本画を習っていらっしゃるお客様なので、様々な日本の文化に関する蔵書があり、本の内容について説明をしていただいたり、お持ちの器を見せていただいたりと素敵な納品の時間を過ごさせて頂きました。
以前納品した山桜材の書庫も見せて頂きました。色味が少し深くなり子供から青年になったかな。