DIARY
日々のこと
2020年12月16日
丸惣テーブルその2
丸惣テーブルつづき02
テーブルは、イチョウの他にソファ席用の欅のテーブルも製作しています。
板にひび割れがいくつかあるため、割れが広がらない様に千切り(ちぎり)という蝶々型の割れ留め加工を施していきます。
板は製材して乾燥させていく段階で、反りやねじれが生じてきます。そのため鉋で木の癖を取り除き、平面を削り出します。片面の平面が出たところで、裏面を削り板の厚さを均等にしていきます。
イチョウは杉やヒノキと同類の針葉樹。加工は容易なのですが、板が大きいためそれなりに大変でした。
欅は広葉樹。イチョウとは対照的で硬く、鉋が削れなくなるため、刃の研ぎをこまめしながらの作業となります。
欅は削ると独特の香りがします。私は好きな香りなので、気持ちよく作業することができました。
つづく