にちようひん

DIARY

日々のこと

2021年1月8日

丸惣テーブルその3

丸惣テーブルつづき

イチョウは元々テーブルとして使用されていました。脚はt二枚の板を蝶番で繋いだシンプルな作りでした。

丸惣のテーブル計画は当初、天板をイチョウで製作し、脚はスチール製で考えていましたが、製作を進めていく段階で、元々の使用されていた脚の材料を活かせるのではと思い、製作の方向性を変更。脚も同素材で製作することにしました。

元々の脚。

新規で製作する脚は蝶番や彫り込みなどの加工されていた箇所を切り落とし、2枚の板を貼り合わせて一枚の板に加工し直しました。

天板は一枚の板を半分に割いたため、木目が左右対称になります。開いた本に似ていることから「ブックマッチ」と呼ばれます。

元の板のままですと幅が大きいため、樹皮がある側を切り落とし、脚の一部に使用していきます。

奥の窓際の床に置いてある木が、切り落とした樹皮付きの部分。

つづく