DIARY
日々のこと
2019年11月27日
手作りけん玉
先日いつもお世話になっている設計事務所代表の方のお父様(工務店の社長様)から、台風で倒れてしまった槐(えんじゅ)の木があるよとご連絡をいただき見に行ってきました。
器の製作で使用できないかとのもくろみでしたが、真ん中に穴が開いているものが多く使い道を検討中。
槐(えんじゅ)は堅くて重いので、重さを活かして丸太のままいくつか穴を開けて傘立てにしてみようか、穴に樹脂を流し込んで少しアクセントを加えて椅子にしてみよう、とかとか。
エンジュの木の持ち主の方にも立ち会っていただいていたのですが、以前にエンジュの木を使ってけん玉を作ったというお話が。
それも、電動工具等は使わずに作ったというではないですか・・・。
鉈である程度の形にして、ナイフと彫刻刀(学生時代の図工等で使用していたもの=切れ味はあまり良くない)で作られたそうです。
聞いているだけで、製作工程を考えると気が遠くなりましたが、実物を見せていただくと完成度の高さに驚嘆。
全部で10個ぐらい作ってたかな。
本体も回を重ねるごとに完成度が高くなってきていましたが、球体の出来栄えが素晴らしかった。
工夫すればなんでもできる、自分のものづくりを今一度見直すきっかけになりました。